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2014年10月1日 月星海運は発足50周年を迎えました!

発足50周年を迎えて



代表取締役社長 冨 田 耕 司
株主総会
当社は、日新製鋼株式会社の原料、資材そして半成品・成品の物流総合元請け会社として社業を拡げて来ました。その起点は、日本の戦後の復興の象徴となった東京オリンピックが開催された1964年(昭和39年)10月に、徳山運輸株式会社と太陽運輸株式会社が合併したところですが、この2014年に発足50周年という大きな節目を迎えることとなりました。

この半世紀を振り返ると、その前半は日本経済の復興の大きな担い手として事業を着々と拡大してきた鉄鋼業、その一員としての日新製鋼株式会社の姿が重なります。その後、1980年から90年代に掛けて時代は大きく変化していきます。為替の変動相場制への移行、東西ドイツの統合、ソ連の崩壊、そして中国の市場経済への参入と、金融とそして市場の「グローバル化」が急速に進展しました。一方で、日本国内は戦後の高度成長時代を終え、「成熟社会」に突入し、日本企業は国内市場の飽和という大きな試練に直面し、海外展開の加速あるいは大胆な企業再編と、その姿を大きく変えつつあります。

日本の鉄鋼業も、顧客市場のグローバル化そして中国鉄鋼業の急速な台頭に対抗する意味からも大胆な経営統合を進めています。そしてこの2014年に、日新製鋼ホールディングス/日新製鋼/日本金属工業の3社が経営統合して、新「日新製鋼株式会社」が新たにスタートすることとなりました。この経営統合を基点のひとつとして、国内事業のより一層の効率化を図るとともに、海外市場への積極的な参画を期して中国に製造拠点を築きつつあります。これらの成果の如何が日新製鋼グループの将来を左右と言っても過言ではありません。当社も日新製鋼グループの一員としてそれに歩調を合わせて、国内事業の強化、そして海外事業の円滑な推進を物流面で支えていく責務があります。

一方で昭和55年から始まったG貨物(General Cargo)については、橋梁やプラント物件の運搬、同業他社との鋼材輸送のバーター取引などを一歩一歩積み重ねて、今では全社の売上げ比率で約3割に達するところまで伸ばしてきました。今後、国内交通インフラの整備や2020年の東京オリンピック関連プロジェクトなどのビジネスチャンスを確実に取り込み、日新製鋼グループの業績向上に寄与していかなければなりません。

これまで諸先輩方のご努力、ご尽力により、当社はこの50年、紆余曲折はありましたが、相応の規模の会社となりました。しかし、このグローバルな競争の波に乗り遅れることないように今一度気を引き締め、日新製鋼グループに物流面から寄与すべく、その専門性を高めて進化し続けなければなりません。従業員の一人ひとりが自分の仕事と職場に誇りと充実感を持ち続け、次の50年を笑顔で迎えられるべく、社員一同頑張っていく所存で御座いますので、今後とも日新製鋼グループの皆様ならびに先輩諸氏の益々のご指導そして激励をお願い申し上げます。


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